「頑張って」は禁句

落ち込んでいる人、困難な目に遭っている人にどんな言葉をかけるか、いつも考えてしまいます。
例えば、介護の世界でごく一般的に言われている事に、

“「頑張って」「頑張れ」は禁句”

というのがあります。

簡単に言えば、リハビリや障害で既に頑張っている人に対して、さらに追い討ちをかけるように「頑張れ」と言うのは、むしろ相手を追い詰める事になるというのがその理由です。
でも実際にはケースバイケースで、もちろん言われて嫌な人もいれば、気にならないという人もいます。
言われて嬉しいシチュエーションというのもあると思います。
それにもちろん言う人と言われる人との関係が大切。
ある人は、こんなことを言っていました。
「私も昔は嫌だった。でもある時に、日本語の場合、「頑張って」としか言えないシチュエーションがあるって気がついたから、今は気にならない」

マニュアルチックな話だけど、同じく介護の場合、「頑張って」という言葉は言い換えとして、
「無理しないでね」
「気楽に行こうよ」
があると言われます。

でも、なんていうか、やっぱりそれじゃ当てはまらないシチュエーションっていうのはあると思う。
ピンとこないというか。
でももちろん不用意に「頑張って」とは言えない。
使い分けにいつも悩みます。

今現在の結論としては、僕自身が実際に相手の努力に貢献できる場合は、なんとか「頑張って」を使ってもいいのかな、と思っています。
「レッツ」に近いニュアンスというか。
「頑張ろう」という感じ。
もちろんプロの介護福祉士だったらまた違う判断に決まってますが、まあサービス業でもなく、コミュニケーションの素養のない僕のような人間だったら、なんとかセーフなんじゃないかと。

ただ、離れたとこにいて、無責任に言う事はまずありません。

言葉を探る旅は続きます。