ダッチワイフの語源を探る

先に結論から言えばよくわからないのです。
アメブロの人気blog「語源blog」で、この話題が扱われていました。

http://yumo-p.ameblo.jp/entry-526291f51507fb6a049b66c9c91bd29c.html

実は以前、かなり真剣に、このダッチワイフの由来について調べた事があるのです。

まず前置き。
「ダッチ」は“オランダの〜”、「ワイフ」は“妻”。
「オランダ人の妻」???なんだなんだ?
リンク先でも説明されていますが、ダッチワイフというのが、いわゆるその手の人形の事を指すのは日本だけなんですよね。
英語でダッチワイフというのは抱き枕のことで、東南アジアの籐や竹で編まれた抱き枕を指す場合も多い。
そもそもはイギリス占領時代のオランダで、抱き枕を使うオランダ人を揶揄して、
「オランダ人は抱き枕とセックスする」と言われた事から由来すると言われています。
中国では抱き枕の事を竹婦人と呼ぶそうです。

以下さらにリンク先からの引用です。

一応、「かつてアメリカで‘ダッチワイフ’という商品名でコレ系の人形が発売されたことがあり、日本のメーカーがその名をパクって‘ダッチワイフ’という商品名で売り出した。で、その名前が一般化した」という説もあったのですが……

そう、一説に過ぎず、またアメリカ人にダッチワイフと言っても、まずその手の人形を思い浮かべる人はいないと思います。

さらに、隠語説。
“抱き枕”、という意味から派生して、性的な意味合いを持つ言葉になった。
英語で単なる“錠剤”という意味の「ピル」が避妊薬を指すのと同じです。

…でも、いまいち決め手に欠ける気がします。

ここでひとつ珍説を紹介します。
というか、これを書きたくてこの記事を書いたようなものなのですが。

これは日本贔屓のあるアメリカ人が、昔パーティーの席で言っていたことです。

鎖国時代、長崎の出島に滞在するオランダ人達は、当然、遠く離れた祖国に妻子を残して来日している。
そこで、日本で妾を作った。
その妾たちのことを、オランダ人の妻、ダッチワイフと当時の人々は呼んだ。
(江戸時代に英語?というそもそもの疑問がありますが、当時はオランダ語、もしくは日本語で呼ばれていて、後に日本人にとってメジャーになった英語に訳されたという見方をすることもできます)
南極探検隊が日本を離れて僻地で作業する時の、その手の人形を、オランダ人にとっての妾となぞらえた事から、ダッチワイフという言葉が生まれた。

日本だけが違う意味になってる理由はうまく説明できてると思うんだけど、確証はもちろんありません。
ただ話としては面白いので、僕は個人的にこれを信じたいな、と思います。

もちろん妾という制度や、旧来の女性蔑視、及び民族差別を是としているわけではありません。