救急車に乗る

僕の会社は大きな街道沿いにあるので、救急車やパトカーや消防車のサイレンがよく聞こえます。
よく行く飲み屋のマスターが、
「最近の緊急車両はカーナビつけてるから、運転者がコンピュータに従って、昔よりも抜け道を使わなくなった」
と言ってたんだけど、本当なんでしょうか?とにかくサイレンの聞こえない日は、ほとんどありません。

小さい頃、救急車に乗ったというクラスメイトを羨ましいと思っていました。回りの車が道を空けてくれて、信号を無視して走る車に乗るのは、さぞかし気持ち いいだろうなぁ、と思ったから。患者として乗るのは嫌だけど、付き添いならいいなぁと、都合のいいことを考えていました。
そして幾年月、ここ一年で、ついに救急車に乗ることができたのです!しかも二回も。患者じゃなく付き添いで。
で、結果から言うと…全然気持ちよくなかった。二回とも彼女の付き添いだったのだけど、まずそれどころじゃないのね。早く病院に着いてくれと思う気持ちばかりで、全然早く車が走ってると思えない。それにカーテンしてるから外が見えない。
どれくらいのスピードで走ってるかも、どこ走ってるかも全然乗っててもわからない。考えが浅はかでした。
いろんなサイレンを聞くたびに、それぞれ切迫した状況がそこにあるんだなぁ…とすこし想像力が働くようになった今日この頃です。