日本ディズニーのアニメーション

どうもアニメーション会社に勤務している、とブログに書いているのに、
役職(アニメーターをはじめとして、撮影とか、仕上げとか、いろんな過程を経て1本のアニメーションは仕上がります)もはっきりせず、作った作品もはっきりしない、というのはいくらなんでもヒドいと、今さらながら感じました。
で、作品か、役職か、どちらかくらいは具体的に書こうと決めました。
いろいろ考えたのですが、やっぱり役職だと話題がマニアックに偏りがちになる予感がしたので、作品の方を公表したいと思います。
業界の裏話とかは逆に役職を公表した方が書きやすいのですが。

僕は去年まで、ディズニーのアニメーション部門に在籍していました。
ウォルト・ディズニー・アニメーション・ジャパンという会社です。
あまり知られていませんが、日本国内にも、ディズニーのアニメーションを作る会社があったのです。
「あった」というのはもうないから。
去年無くなってしまいました。
アメリカ本社の意向で閉鎖したのです。
実はここ2年で、ディズニーに在籍していた、アニメーションに携わる人の70%が解雇されました。もちろんアメリカ国内も含みます。
理由は、2Dアニメでは採算が取れないから。
日本国内ではたくさん作られているけれど、時代は3Dアニメ主流です。

現在、僕は違うアニメーション会社に在籍しています。

この秋、僕がディズニー名義で最後に携わったアニメ映画が公開されます。
くまのプーさんの新作です。
アメリカでは既に公開されて、最高全米5位になりました。
会社がないので、当然、社割も無いし、試写会も行けませんが、
チケットを買って、映画館に足を運ぼうと思っています。