タグ別アーカイブ: brush

Photoshopでペン入れできるなめらかな線を描く方法

ハルヒペン入れ

Photoshopのブラシは初期設定のプリセットがいまいちだ。
「Photoshopのブラシは絵を描くのに向かない」という人の多くは、プリセットでひとしきり描いてみて、「やっぱりPainterやSAIとは違って描きづらい」と思ったのではないだろうか。

これから紹介するのは、ある程度Photoshopで絵を描いてきた人には当然のことばかりだが、もしやったことがない人はすぐに試してみてほしい。

上記画像はその方法を使って描いたもの。
もちろんトレースだが、線自体は全て一発描きで線の強弱を強調している。

なお対応環境は、タブレット使用前提、Photoshopのバージョンは、1番目のTipsはElementsを含め全対応、2番目のTipsは7.0以降対応。
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「Digital Painting Techniques 日本語版」レビュー

既に発売されてだいぶ時間が経っているので、入手された方も多いかと思う。
Photoshopのブラシのカスタマイズについて、いや、画材としてのPhotoshopの可能性について、現在ここまで深く解説されている本は他にない。

4862461212 Digital Painting Techniques 日本語版 – デジタルペインティングテクニック –
3DTotal.com 高木 了
ボーンデジタル 2010-08-01
 

Adobe Photoshopは画像ソフトとしてデファクトスタンダードでありながら、ネット上の様々な場所で、「ペイントソフトとしては使い勝手も機能もイマイチ」という意見が散見される。
「写真用のソフトだから」と。
この本を読む…いや、パラパラとめくれば、それが誤解と無知からきていることがわかる。
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Photoshopのブラシのカラーを筆圧でコントロールする

color.jpg

gradient2.jpg

Adobe Photoshopで、ブラシのカラーを筆圧でコントロールする方法を紹介します。
上のグラデーションは、単一のブラシで途中にカラーの設定を一度も変えずに塗ったものです。

必要なもの:

  • Adobe Photoshop 7.0以降(Photoshop Elementsシリーズ不可)
  • Intuosや、Bamboo、Favoなどのペンタブレット

作例はMac OSX、Photoshop CS3の環境です。

Photoshopを起動して、ブラシツールが選択された状態で以下のように設定します。
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Photoshopでリアルな鉛筆ブラシを作る方法

sample_pencil

sample_gorilla

Adobe Photoshopで、上の画用紙に描いた鉛筆のような表現を、ブラシの設定を行うことで実現する方法を紹介します。
ブラシやパターンのプリセットは全て標準でインストールされているものを使用しています。

必要なもの:

  • Adobe Photoshop 7.0以降(Photoshop Elementsシリーズ不可)
  • Intuosや、Favo、Bambooなどのペンタブレット

作例はMac OSX、Photoshop CS3の環境です。

Photoshopを起動して、ブラシツールが選択された状態で以下のように設定します。
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アニメの背景画とPhotoshop

日本のアニメーション業界のデジタル化というのは、「仕上げ(キャラクターの色塗り)」と「撮影(コンポジット)」においてはほとんど100%完了している。
現在、唯一アナログ彩色、アナログ撮影をしているのは「サザエさん」。

この2つの行程はデジタル化によるメリットが大きく、移行時の弊害もそこそこに、瞬く間にデジタル化された。

じゃあこれ以外の行程、大きく分けて、「作画」と「背景美術」はデジタル化されないのか?といえば、デジタル化していこうというムーブメントが一時的に起こったり、会社単位で言えばデジタル化した所はあれど、未だに業界全体がデジタル化の方向に動いているという話はない。

なぜデジタル化していかないかといえば、理由は簡単で、デジタル化しても撮影やペイントほど効率化するわけでもなく、それでいてアナログの風合いが無くなってしまうから。

それでも「背景美術」に関しては少しづつデジタル化が進んでおり、2007年現在、統計を取ったわけではないけれど、たぶん制作されている作品の半数ぐらいがデジタル上で作られている。
具体的には、Adobe Photoshopで一から描かれている。

今まで筆で画用紙にポスターカラーで描いていた人がペンタブレットを使ってパソコンのモニタを見ながら絵を描くわけだ。
面白いもので、Corel Painterをメインで使っている背景会社というのは聞いたことがない。
(補助的に使っていたり、テストで使ってみてやめてしまったりというところはある)

私もそういう立場で業界に携わっているひとりだが、その具体的なノウハウというのははっきり言って既存の書籍やサイトにはほとんど載っておらず、独自に編み出したものが多い。
その一例がブラシのカスタマイズ。
いま世界中の多くのサイトでフリーのブラシが配布されているが、そのほとんどが、画像を「ブラシに定義」しただけの、いわば「デジタルハンコ」に過ぎない。
既存の本にはブラシパレットのパラメータの説明は書いてあっても、それをどう使えばどういうブラシができるかは書かれておらず、さらに謎なのが、Photoshopにあらかじめプリセットとして登録されているブラシがショボ過ぎる。

だから自分で作る。
ハンコじゃなくて、画材として使えるブラシを。
シーンの前後が画用紙にポスターカラーで描かれた絵であっても、全く違和感がないデジタル背景を効率よく作らなくてはならない。
幸いPhotoshopは画材として使うための高度なカスタマイズ機能が随所にあるのだけど、その意味を完全に理解して、いじれる人はあまりいないようだ。

ブラシ以外にもTipsを挙げていったら本一冊書ける気がする。

Adobe Photoshop CS5 Windows版 (32/64bit) Adobe Photoshopシリーズ
アドビシステムズ

Wacom プロフェッショナルペンタブレット Mサイズ 紙とペンに迫る書き味 Intuos4 PTK-640/K0 Wacom ペンタブレットシリーズ
ワコム

Photoshopでリアルな水彩画風のブラシを作る方法

water_example.jpg

lotus.jpg

Adobe Photoshopで、上の画用紙に描いた水彩画のような表現を、ブラシの設定を行うことで実現する方法を紹介します。
ブラシやパターンのプリセットは全て標準でインストールされているものを使用しています。

必要なもの:

  • Adobe Photoshop 7.0以降(Photoshop Elementsシリーズ不可)
  • Intuosや、Favo、Bambooなどのペンタブレット

作例はWindows 2000、Photoshop CSの環境です。

Photoshopを起動して、ブラシツールが選択された状態で以下のように設定します。
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Photoshopでリアルな水墨画風のブラシを作る方法

suiboku1.jpg
mouhitsu2.jpg

Adobe Photoshopで、上の絵のような和紙に墨がにじんだような表現を、簡単なブラシの設定を行うことで実現できます。
ブラシのプリセットは標準でインストールされているものを使用します。

作例はWindows 2000、Photoshop CSの環境ですが、Adobe Photoshop 7.0以降のバージョンならばオーケー。
Photoshop Elementsシリーズでは再現できません。悪しからず。

また、ペンタブレットが無いと、濃淡を再現することができないので、これも必須でしょう。

Photoshopを起動して、ブラシツールが選択された状態で以下のように設定します。
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