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Photoshopでリアルな水彩画風のブラシを作る方法

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Adobe Photoshopで、上の画用紙に描いた水彩画のような表現を、ブラシの設定を行うことで実現する方法を紹介します。
ブラシやパターンのプリセットは全て標準でインストールされているものを使用しています。

必要なもの:

  • Adobe Photoshop 7.0以降(Photoshop Elementsシリーズ不可)
  • Intuosや、Favo、Bambooなどのペンタブレット

作例はWindows 2000、Photoshop CSの環境です。

Photoshopを起動して、ブラシツールが選択された状態で以下のように設定します。

pallet_w1.jpg

「ブラシプリセット」から

  • ソフトエアブラシ – 円 65

を選択

  • テクスチャの保護
  • ウェットエッジ

にチェックを入れる

pallet_w2.jpg

「ブラシ先端のシェイプ」で

  • 硬さ:30%

にする

pallet_w3.jpg

「シェイプ」にチェックを入れ、

  • サイズのジッター:50%
  • 最小の直径:50%

にする

pallet_w4.jpg

「散布」にチェックを入れ、

  • 散布:30%

にする

pallet_w5.jpg

「テクスチャ」にチェックを入れ、
パターンピッカーを開いて、オプションから「アーティスト」を選択(追加でも置き換えでもよい)、

  • 水彩画用紙(150×150ピクセル、グレースケールモード)

を選択、

  • 拡大・縮小:50%

にし、

  • 描点ごとにテクスチャを適用

にチェック、

  • 描画モード:乗算(オーバーレイでもいい、お好みで)
  • 深さ:100%
  • 最小の深さ:100%

にする

pallet_w6.jpg

「デュアルブラシ」にチェックを入れ、

  • 描画モード:乗算

ブラシは

  • Chalk 44pixel

を選択、

  • 直径:65 px

にする

pallet_w7.jpg

「カラー」にチェックを入れ、

  • 色相のジッタ―:2%
  • 彩度のジッタ―:5%
  • 明るさのジッタ―:2%

にする

pallet_w8.jpg

その他を表示して、

  • 不透明度のコントロール:筆圧

にする。

  • インク流量のコントロール:筆圧

になっていることも併せて確認

pallet_w9.jpg

ツールプリセットピッカーを開き、オプションから「新規ツールプリセット」を選択
好きな名前を付けて、ブラシを保存。
ブラシプリセットで保存すると、テクスチャなど読み込まれていない要素が適用されない場合があります。

water_example.jpg

Painterの水彩ブラシとはまた違った描き心地ですが、かなりリアルです。

ブラシのダウンロード
※ツールプリセットファイル、Photoshop CS3で作成、Photoshop CS2以前のバージョンには非対応

彦左虎肉丸 – Photoshopのブラシのカラーを筆圧でコントロールする
彦左虎肉丸 – Photoshopでリアルな鉛筆ブラシを作る方法
彦左虎肉丸 – Photoshopで水墨画風のブラシを作る方法

12 COMMENTS

四畳のひなんじょ

[自作絵とか]photoshopで水彩画風に絵を描く

僕は絵を描くときに線が安定しないというので何重にも線を重ねてしまうのですが、そうすると絵の仕上がりがきたなくなってしまうというのが悩みの種でした。 前のエントリーの絵が…

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[…] 以前紹介したPhotoshopでリアルな水彩画風のブラシを作る方法を組み合わせると、鉛筆で線画を描いて、水彩絵の具で着色したような絵になります。 また、「テクスチャ」を開いて […]

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