こないだ僕がスタッフとしていて参加していたアニメーションに関する撮影がありました。
それはDVD特典用のメイキングというやつです。
ビデオカメラが製作現場にきて、こういう風な工程を経てアニメーションは出来上がっているんだよ、ということを撮っていきます。
舞台裏ってやつなんですかね。
まだあがりは見ていないんですけど、なんか絵面っていうんでしょうか、作るのはプロでも、映るのは素人ばっかなので、ムサい感じになってるんだろうな~と想像します。
で、それを補うためにテロップとか多めになってそう。
僕は実はいちおう部署のチーフなので、いろいろ説明したり、作ってて楽しかったことや大変だったことを説明しました。
とはいえオタクや大人向けではなくて、幼児向けのアニメなので、あまり細かい専門的な事は説明していません。
本当はもう作業は終了しているので、作業風景は少なくともうちの部署に関してはヤラセでした。
実際、超忙しい時期にカメラなんか来られたら迷惑で仕方ない。
しかし冷静になって考えてみるとせっかくDVDを買って特典映像がメイキングって、小さい子どもにはどうなんだろう?
ありがちですけど、なんかイマイチな感じがします。
小学生くらいになればある程度面白いと思うんだけど…
僕はメイキング映像観るのが楽しみでDVDを買ったりするんですけど、まあ仕事が仕事なんでちょっと参考にならないですよね。
やっぱり番外編で小さいボーナスエピソードがあったり、あくまで、キャラクターやお話を充実させる方がいいんじゃないかなぁ…
そのぶん時間と予算は余計にかかってしまうんですが。
今年の頭くらいに発売された「メリーポピンズ」には、実は特典映像のスタッフとして参加しました。
ディズニー時代の最後の仕事だったのかな。
それは10分くらいの番外編なんですが、なかなか良くできていたように思います。
なんかアメリカのDVDアワードだか、賞にノミネートもされたようなので、観た人の反応も良かったのではないかと想像します。
メイキングといえば、もう結構前の話ですけど、ポンキッキーズに出たこともあります。
ブラザートムさんが「バットム」というキャラクターで、子ども達と一緒にいろんな場所で社会科見学というか体験のようなことをする企画です。
で、ディズニーアニメーションにきて、一日アニメーション製作体験をやりました。
僕は当然現場で迎える側のスタッフです。
まあ子どもやバットムさんが中心で、僕自身はほとんど映ってませんでしたが。
ああ、思い出した!全然取材されてないのにDVDにメイキングがついてた事がありました。
本当は日本で作ったのに、全然知らない外人が、アメリカで作ってるフリをしてる映像です。
発売されてからなんじゃこりゃ!とビックリしました。
未だにあれはなんだったのかわかりません。
さて話は戻って自分が出ているメイキング…やっぱり観たくないです、はい。